よゆうのよっちゃん

心と時間と生活に余裕がほしい東京在住30代シングルマザーの日常

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お金の教科書!?『はじめての人のための3000円投資生活』読みました。

なかなかまとまった時間がとれないものの,暇を見つけて投資の勉強をしています。

超低金利の時代,物価が上昇しお金の価値が下がれば,必死で貯めた預貯金が目減りしているのと一緒ですもんね(T_T)。20代,30代の早いうちから対策を考えておくにこしたことはない!

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株は株主優待目当てで今年デビューしたのですが,お金を比較的安全に楽に増やすには投資信託かなぁと思っています。すでにいくつか本を読んでいるのですが,最近読んで初心者向けにわかりやすく書かれていると感じたのがこちら。

はじめての人のための3000円投資生活

はじめての人のための3000円投資生活

  • 作者:横山光昭
  • 出版社:アスコム
  • 発売日: 2016-06-24

 タイトルからもわかる通り,毎月3000円から投資を始めて効率よく資産を増やしましょうというコンセプトで書かれてます。

Amazonのレビュー

Amazonのレビューを見たら詐欺だの誇大広告だのとボロクソ(驚)!確かに帯に”8年で1000万円も”とか,”10年で2000万”ていうキーワードがあるのですが,普通に考えてギャンブルじゃないんだから3000円/月でそんな大金になるわけがないってばー!

月3000円投資生活

月3000円投資生活とは,『貯金をしながら,同時に投資も行う』こと。すぐに動かせるお金(=貯金)を確保しつつ,3000円という無理のない金額で投資を始めて投資のきっかけを作ることです。”8年で1000万円も”や”10年で2000万”は,ライフステージの変化や慣れて余裕ができたときに投資額を増額したこと+貯金で達成した数字とのこと。それなら納得ですね。

月1万円って言われるとう~ん…と臆病になってしまうところを,3000円って言われるとちょっとやってみようかなという気になりますよね。投資を始めるきっかけとして月3000円だけというのは,抵抗感がなく丁度いい数字だと思います。

お金の教科書?!

本書には月3000円投資生活で選ぶべき証券会社や投資信託の商品が具体的に書かれており,情報収集に時間をかけずともすぐに投資生活を始められるようになっています。習うより慣れよ派にはありがたいのでは。

また,この本の良いところは投資のことだけじゃなく,

  • NISA
  • マイホーム,住宅ローン
  • MRF
  • 国債
  • 確定拠出型年金
  • 生命保険,学資保険
  • ふるさと納税

など,最近話題になってて分かってるつもりが分かっていないようなお金に関わる色々なことを解説してくれているところです。知っているものも多いけど,噛み砕いて説明されているので本当にわかりやすい!これ,高校や大学の授業で使えば若人たちがもっともっとお金に関心持つんじゃないかなー。新入社員の教育とかもいいかも。

手を出してはいけない投資の商品

投資といっても絶対手を出すべきじゃない商品も存在します。それについても,なぜダメなのかきちんと理由が明記されているので納得できると思いますよ。もはや常識ですが,金融機関発信のおすすめ商品は警戒すべきですね。

まとめ

ある程度知識がある人は絶対物足りないと思うし,私も復習的な内容でしたがまとまった分かりやすい文章で読みやすく満足です。月3000円という金額や内容のレベルから考えると,預貯金だけでは資産を守れない世代の若年層に特におすすめ!

2017年はもう少しマネーの勉強に時間を割いていこうと思います。

 

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