よゆうのよっちゃん

心と時間と生活に余裕がほしい東京在住30代シングルマザーの日常

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液体ミルク解禁に期待を寄せて

乳児用液体ミルクが日本で解禁される動きがあるというニュースを見ました。

headlines.yahoo.co.jp

 

恥ずかしながら,液体ミルクという存在を初めて知りました。

うちの子供は母乳とミルクの混合で育てましたが,ミルク=大きい缶に入った粉末っていうのが私の中での常識。

粉ミルク,大変お世話になっておきながらこんなこと言うの申し訳ないんですけど,かーなーり不便なことも多々ありました。

 

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粉ミルクの不便なところ

・まず,買う時点で重い。

・捨てるとき嵩張る上に,資源ごみなので回収日が少ない。

・調乳が面倒。特にたくさん飲むようになるとスプーン何杯分入れたかわからなくなる。(キューブ状の粉ミルクはこの問題クリア)

・一回あけると早めに使わないと湿気る。

・哺乳瓶の消毒が面倒。一日何回も授乳があるときはしんどいし,帰省や旅行なんかは道中含めどこで消毒しようか非常に悩む。

・荷物が重くなる。粉をお湯で溶いて湯冷ましでちょうどいい温度まで下げる必要があるので,「粉ミルク・お湯の入った水筒・湯冷ましの入った水筒」を持ち歩くことになり,肩こりがひどくなる。

・災害時,粉ミルクと哺乳瓶を持っていても水がなければミルクが飲めず,赤ちゃんの栄養源が絶たれてしまう心配がある。

 

まさに,熊本地震の時に断水が続いてミルクを飲ませられない状況が発生したそうです。そんなときに,フィンランドから液体ミルクが支援物資として贈られ,水を使わずにミルクが飲めることで注目をあつめたようです。

 

液体ミルクは,粉ミルクのように調乳する必要もなくそのまま哺乳瓶に注げば飲ませることができるようです。また,液体ミルクに乳首をつけることで哺乳瓶をも必要としないタイプもあり,その場合消毒の必要もないとのこと。その上常温での長期保存も可能で,私が不便に思った粉ミルクのデメリットを全てカバーしてくれます。

 

そもそもなぜ国内で液体ミルクが流通していないのか

乳児用ミルクは食品衛生法で「乳児用調整粉乳」という扱いになっていて,あくまで粉末状のものが前提なんだそう。液体状の液体ミルクは「乳児用調整粉乳」とは言えないので,仮にメーカーが製造しても現段階では乳児用のミルクとして売り出すことができないんですね。

 

今後

でも,ニュースのとおり政府が液体ミルク解禁の検討をすすめ,食品衛生法も変えることできれば日本のメーカーも売り出すことができるようになりますね!

ヨーロッパやアメリカのメーカーが作れたのだからきっと日本のメーカーだって作れるだけの技術があるだろうし,ヨーロッパやアメリカに広く普及しているということはそれだけ消費者に需要があるということ。日本だってそれは同じですよね。

私の娘の代には,液体ミルクが粉ミルクと同じくらい当たり前にある世の中にいいなぁ。 そして少しでも育児の負担軽減や災害時の心配がなくなることを願って政府の今後の動きに期待します!

 

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